榎稲荷(えのきいなり)

“根元が女性器に似た榎にまつわる伝説が残る。女性の下の病の治癒に御利益あり”

祭神 宇迦之御魂神=倉稲魂命(推定)
住所

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-29

◉最寄り駅/JR千駄ヶ谷駅・東京メトロ副都心線  北参道駅・都営大江戸線  国立競技場前

由緒

 江戸時代創建ながら詳細は不明。かつて当地に樹齢800年を越える榎の大木がありました。老木のため風雨にさらされた根幹は朽ち始めていたものの、そこから若枝が二本伸びていました。やがてそれが人間が逆立ちしたような形となり、その部分が女性器に似ていたことから女榎と呼ばれるようになりました。

 ある時、四谷の大工がこの根本を自分の女房の陰部そっくりに加工しました。すると女房が陰部の病気で苦しむようになり、大工はこれを榎の祟りだと思いました。そこで大工は岩屋に祠を作り、榎神社として祀ると、女房の病気はすぐに治ったと伝えられています。

 それ以来、女榎は女性の下の病にご利益があると評判となり性神として信仰され、新宿の遊女や、堀の内詣りの男女のお参りが多く、江戸の庶民は『古里大明神』という幟を立てたりして色街の信仰が厚かったそうです。

 また石柱に掘られた『お萬榎』の名は、当地に隣接する仙寿院を創建した紀州藩主『徳川頼宣』の生母『お萬』が歯痛で苦しんでいたとき、榎の枝で作った楊枝を使ったところ歯痛が治ったことから、以降、この木を信仰したことに由来すると伝えられています。

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